概要
●開発元: Ryan Fugger
●リリース日: 2012年
●通貨単位: XRP
●発行上限数: 1,000億XRP
リップルは、国や銀行を通さずにスマートフォンで個人間(PtoP)の支払いができる電子通貨「仮想通貨」を代表する通貨で、ビットコイン・イーサリアムに次ぐ流通量をほこっています。
2004年に、カナダのWEBプログラマー「Ryan Fugger」により開発され、その後「Arthur Britto」「David Schwartz」らがビットコインのプルーフ・オブ・ワーク(PoW)を元に開発した「コンセンサス・レジャー」システムにより、ビットコインを超える送金速度を実現。
現在は「Ripple Labs, INC.」により運営されています。
これまで、GoogleやSBIグループ、三菱東京UFJ銀行などの大手企業による出資が話題となっています。
特徴
24時間365日でどこにいても、非常に安価な手数料で、スマートフォンで手軽に代金の支払いや普通の通貨への両替、相手への送金を行うことができます。
また、イーサリアム型ブロックチェーンが内蔵されていることから、匿名かつ安全な送金、ビットコインを超える容量と速度を有しており、さらに金やビットコインのような採掘(マイニング)形式で通貨を得るシステムではなく、「World Community Grid」と呼ばれる研究開発に貢献することが通貨取得につながります。
円・米ドル・ユーロなどの法定通貨や様々な仮想通貨と交換できる両替機能が備わっている点は、リップルならではの機能でしょう。