仮想通貨/暗号通貨の歴史
2008年10月
ナカモトサトシが暗号学のメーリングリストにビットコインの原型となる論文「Bitcoin: A Peer-to Peer Electronic Cash System」を発表。
これを見た世界中のプログラマーやハッカーたちが様々なプログラムの書き換えを行う。
2009年1月
ブロックチェーン技術が開発され、プログラム実装とビットコインの運用スタート。(1ビットコイン=0.1セント)
2010年5月
フロリダでビットコインによる初の商取引スタート。
2010年7月
日本でビットコイン交換取引所「マウント・ゴックス」が開設。
2011年2月
違法サイト「シルクロード」が誕生。決済手段としてビットコインを活用し普及に成功。
2012年
世界中でビットコイン認知度が上昇。ビットコイン関連の様々なビジネスが登場。
2013年3月
キプロス共和国が破産(キプロスショック)。経済に左右されないビットコインの購入者が増加。(1ビットコイン=200ドル)
2013年10月
「シルクロード」創設者がFBIに逮捕されサイト閉鎖。
2013年11月
ビットコイン発行上限2,100万コインの内1,200万コインまで発行。(1ビットコイン=1,200ドル)
これは中国人富裕層が資産を海外に避難させる際、他国通貨に両替するだけで手数料が40%、さらに国内銀行だと不便で手数料が高かったことで、多くの富裕層がビットコインを購入したのが原因と言われる。
2013年12月
中国の金融機関が事業としてビットコインを扱うのを禁止。個人間取引は合法。(1ビットコイン=450~550ドル)
2014年2月
「マウント・ゴックス」が破たんしビットコイン価格が暴落。また、次世代ビットコイン2.0Ethereumプロジェクトがスタート。
2014年6月
日本国内初となるビットコインATMが東京に登場。
2014年7月
米Dellがアメリカでビットコインの支払いを開始。
2014年9月
世界でビットコインATMが260台を超える。またPayPal(ペイパル)がビットコイン決済への対応スタート。
2015年8月
「Ethereum」(イーサリアム)がリリース。
2015年10月22日
EU最高裁判所がビットコインを通貨として認定。
2015年12月21日
日本銀行がビットコインの分析を公開。
(参考文献:仮想通貨バイブルDVD/泉忠司,2016)
(参考文献:この一冊でまるごとわかるブロックチェーン&ビットコイン/日経BPムック,2016)