仮想通貨/暗号通貨の将来性
●世界の貿易市場: 約3,315兆円(出典:UNCTAD-Statistics)
●世界のクレジットカード市場: 約2,500兆円
●世界の株式市場: 約7,000兆円
●世界の通貨総量: 約8,100兆円
●世界の暗号通貨: 約1兆円
今後世界の暗号通貨の市場は、貿易・カード決済、株式市場、法定通貨など各既存市場に入り込み、次々と市場を奪っていくと見込まれています。
また、各種IT・金融業界を中心とする様々な分野での応用が世界中の主要機関で研究されている「ブロックチェーン」と「仮想通貨」の登場は、インターネット導入初期と同じ変革期と言われているほどのインパクトを人々に与えています。
たとえば、楽天・三木谷浩史会長は「ネットで誰も物を買わない時代にコスト削減で流行すると見て楽天を作ったが、その状況が今の通貨貨幣とデジタルキャッシュの関係に似ている」と表現し、MIT(マサチューセッツ工科大学)メディアラボ・伊藤穰一所長は、「プロバイダーがなかった頃のインターネットに似ている」と述べているほどなのです。
一方、経済学者・野口悠紀雄氏も「世界がひっくり返る」と指摘し、ブロックチェーン企業創業のニコラス・ケーリー氏は「潜在市場は現在銀行などの金融サービスを利用できない40億人の人たちにまで及ぶ」と述べています。
さらに、2017年2月9日に発表された具体的なデータでは、矢野経済研究所が「FinTech系ベンチャー企業」の国内市場規模を調査した結果によると、2015年度に約49億円だった市場が、2021年までに808億円規模まで拡大すると予測されています。
とくに2017年以降は、仮想通貨が市場をけん引していくと見られており、2020年東京オリンピックに向けて新たな決済手段として仮想通貨が広がる可能性が高いとのことです。
今後も、社会的ニーズを満たす暗号通貨が数多く出てくるでしょう。